ヒポトピアへ視察に行きました~共生社会のヒントを探しに~

茨城県下妻市議会議員 安田あゆみです。
「インクルーシブ教育って、
インクルーシブ遊具を置くことじゃないよね。一緒に見に行ってみない?」
そんな問いかけとお誘いを受けたのがきっかけでした。
正直に言えば、
私自身、
インクルーシブ教育についてまだ十分に理解できているとは言えません。
けれど、「在り方としてお手本になる場所があるよ」
という言葉に背中を押され、
自分の目で見てみたいと思ったのです。
今回ご一緒したのは、
選挙チェンジチャレンジのアドバイザー仲間でもある
つくば市議会議員の川久保みなみさん、
日立市議会議員の石川かおりさん。
3人で訪れたのは、阿見町にある
一般社団法人ヒポトピアさん。
(乗馬クラブ・児童発達支援・放課後等デイサービスを運営)
🌿 木々に囲まれた敷地には、
自然や動物、そして自由な遊びの中で
子どもたちが育つ環境が広がっていました。
そこには、
「人にも動物にもみんなにやさしい」
対等であたたかな関係性が流れていて、
そんな空間に共感する人たちが集まっていることを感じました。
下妻市には、
茨城県立下妻特別支援学校があり、
市内外から小学生から高校生までの子どもたちが通っています。
市立の学校と特別支援学校との間では、
年に数回の交流を通じて、互いに理解を深める取り組みも行われています。
でも――
「共生社会を目指す」と私たちは言いながらも、
現実には、子どもたちが大人になって社会に出たとき、
自然に支え合い、共に生きる関係性が十分に築けているとは言えません。
だからこそ、
私たちは今、「共生とは何か」「インクルーシブとはどういう在り方なのか」を、
もっと丁寧に見て、
学び、そして未来へつないでいく必要があると感じています。
その第一歩として、
このヒポトピアでの時間は、私に大きなヒントをなりました。
そして何より、志を同じくし、
視座の高い議員仲間と一緒に現場を訪れ、
こうしたテーマについて語り合えることのありがたさを、
しみじみ感じました。
自分ひとりでは気づけないことも、
ともに見て、ともに感じ、ともに考える仲間がいることで、
その景色はもっと深く、広くなっていく。
そんな心強さとあたたかさを感じられた一日でもありました。
引き続き、皆さんの声や実践から学びながら、
地域の誰もが安心、安全に暮らせる環境づくりを進めていきます。
一般社団法人ヒポトピア (乗馬クラブ 児童発達支援 放課後等デイサービス)

