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東部中の運動会で感じた、“お才”がつなぐ過去と未来

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茨城県下妻市議会議員 安田あゆみです。

東部中学校の運動会に来賓として参加させていただきました。
快晴の空の下、生徒たちの仲間と力を合わせる姿に
心打たれる場面がいくつもありました。

 当日は、地元出身 明治期の詩人 横瀬夜雨の詩を「お才」を
長年歌い継いできた粟野さんと、
踊りを地域で教えてくださっている女性の方も観覧に来ており、
地域の文化が今、
学校行事の中で息づいていることを目の当たりにしました。

粟野さんから伺った素敵なエピソードがありました。

粟野さんは中学生だったころ、
初めて「お才」を聴き、心を動かされ、
「自分も歌ってみたい」と思ったそうです。
やがて30代の頃、音源が壊れ、新たに録音が必要になった際、
地元の歌い手として声をかけていただけた。

そして、新たに録音された「お才」は、
1985年の「つくば科学万博」で行われた「下妻市の日」で、
東部中学校の女子生徒が踊る舞台で
初めてお披露目されたそうです。

それから約40年。
コロナ禍で一度中断された「お才」は、3年前に復活。
今では男女ともに踊る形で
“ジェンダーレスな伝統”として再出発し、
今年は新聞にも取り上げられ、
市内のイベントで披露される運びとなりました。

また、今年は大阪・関西万博の開催年。
再び万博の年に「お才」が注目されているという巡り合わせに、
粟野さんは“歴史の縁”を感じていると話してくださいました。

今年の運動会のスローガンは、
「United we stand(団結していこう)」。

子どもたちだけでなく、先生方、
保護者の皆さん、地域の伝承者たち——
多くの人のつながりの中に、
この「団結」があるのだと、強く実感しました。

伝統文化と現代の教育が出会うこの瞬間に立ち会えたこと、
そして最高の運動会に、心からの拍手を送ります。

📎参考:「広報しもつま(昭和60年)」の記録には、
筑波万博で披露された「お才」の様子も掲載されています。

→安田あゆみ
@ayumu_shimotsuma
→子どもの未来を育む会
@kodomomirai_fiveforearth
→しまんと新聞ばっぐインストラクター安田歩
@fiveforearth_newspaperbags

#東部中学校 #お才 #キャリア教育 #運動会 #下妻市 #地域文化 #UnitedWeStand

ABOUT ME
安田あゆみ
安田あゆみ
下妻市議会議員
下妻市議会議員・市民団体代表・個人事業主 3人の現役子育てママ 1人ひとり、自分の人生を自由に描き、自分の意思で歩んでいくことを応援しています
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