最終日の学校視察に参加しました
ayumu-shimotsuma
下妻と共にあゆむ会

横手市生涯学習館Ao-naは、横手駅東口の市街地再開発事業の一環として、令和6年9月に開館した図書館と生涯学習機能を備えた複合施設である。「人と人がつどい、つながる交流拠点」をコンセプトに、開館約8か月で来館者30万人を達成した。多世代が集う交流拠点の整備と運営について学ぶため視察した。
施設整備に当たっては、市民アンケートに加え、市内の中高生を対象としたワークショップを実施し、若い世代の意見を設計に反映している。ティーンズエリアには、友人との学習や会話、ゲームなどを楽しめる環境が整えられ、アクティブエリアではダンスや球技も可能となっている。一方、防音設備を備えた「しずかな部屋」を設け、にぎやかに過ごす空間と静かに過ごす空間を両立させている。
また、移動可能な家具による柔軟な空間活用や、禁止事項の掲示を極力控える運営方針も特徴的であった。図書館ではICタグや蔵書点検ロボットを導入し、利用者の利便性向上と業務効率化を図っている。
総事業費約121億円の駅前再開発事業の一環であり、事業規模の大きさが印象的であった。一方、施設の規模や予算だけでなく、計画段階から利用者の声を丁寧に取り入れ、多様な過ごし方を認める空間づくりと運営方針に学ぶ点が多かった。下妻市においても、公共施設の整備や既存施設の活用に当たり、特に子どもや若者の意見を反映し、誰もが気軽に集い、居場所と感じられる施設づくりにつなげたい。



