2025.02.20

保護者からの質問を下妻市教育委員会へ確認～お子さんの学校生活や通学に関するお悩みへの支援～

ayumu-shimotsuma

茨城県下妻市議会議員　安田あゆみです。

不登校傾向のあるお子さんをもつ保護者の方から相談がありました。
誰かの役に立てばと、掲載の許可が得られましたので公開します。

“小学校で不登校傾向のある子が中学校に進学する際、
大丈夫かな？と心配があります。
誰かに相談したいです。
学校の先生以外に相談したりする場所はありますか？”

という質問でした。

下妻市教育委員会へ確認したり、
視察したりした内容を私なりにまとめました。

下妻市では、
①不登校児童生徒の社会的自立を支援する機関として
『下妻市教育支援センター　下妻市スクールサポートセンター』
（下妻市古沢34－1）
②各小中学校に常駐ではありませんが
「スクールカウンセラー配置事業」
があります。

①スクールサポートセンターは、
学校を通して相談することもできますが
学校を通さずに、親御さんや本人が直接相談することもできます。
また、スクールサポートセンターには現在9名の職員及びスタッフがおり、

◎全員が教員の免許を持っている
〇公認心理師の免許を持っている方　
〇特別支援教育をしてきた方
〇ママたちの子育ての悩みを聞けるベテランの方
などが専門的な相談に乗ってくれます。

突然、子供が学校に行きたくないと言ってきたとき、
心療内科や病院などに相談となると予約がいっぱいで
相談するのがずいぶん先になってしまい困る。
という声を聞きます。

急いで学校以外の誰かに相談したいとき、
スクールサポートセンターに相談を検討すると良いと思います。

また、カウンセラーやスタッフには、
守秘義務があります。
身近なママ友などに相談しても良いと思いますが、
誰かに言われちゃったらどうしよう、
などの心配がないのが良いです。

2つ目の
②各小中学校に配置されている
「スクールカウンセラー配置事業」は、
定期的に公認心理師や臨床心理士が学校に訪問しており、
専門的な相談が受けられます。

スクールカウンセラーは、
学校に常駐でなく、
学校の規模により来校頻度が異なります。
また、こちらにも守秘義務がありますので、秘密が守られます。

たまに保護者の方から耳にするのは、
「学校に言われてしまうのではないか。」
反対に「学校へ言ってくれると思っていたのに言ってもらえなかった。」
という声です。

「学校に言われてしまうのではないか。」は、
生命・身体・健康に危険性がある、
緊急性が高く、学校との連携が必要だと判断された場合以外は、
原則学校の先生にも親（子）にも伝わりません。
また、心配な場合は「言わないで欲しい。」と
確認するのが確実だと思います。

「学校へ言ってくれると思っていたのに言ってもらえなかった。」は、
自分から直接学校側に言いにくい場合は、スクールカウンセラーさんに
「言って欲しい。」とお願いすると良いです。

～まとめ～
今回の相談は、
中学に進学する際に、ということでしたので
4月に入学ですと、各学校に来校する
スクールカウンセラーさんに相談する機会はないかもしれません。

そのため、まずは下妻市スクールサポートセンターへ
電話で来所の予約をしてみてください。

下妻市スクールサポートセンターは、
各学校を巡回したり、各学校の先生からの相談や
サポート支援を通じて連携も強めています。
市内の小中学校の様子をよくわかっている点から
心強い味方になってくれるのではないかと思います。

また、利用してみて不都合やこんな風になったらいいな、など
要望がありましたら、声をお聞かせください。

利用者の声として伝えていくことで、
下妻市の子育て支援、不登校児童生徒の社会的自立の支援が
より良いサービスになるように
働きかけていきたいと思います。

茨城県公認心理師協会
スクールカウンセラーと学校の守秘義務と情報共有についてのガイドライン
https://iacpp.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/sccgv1.pdf

→安田あゆみ
@ayumu_shimotsuma

→子どもの未来を育む会
@kodomomirai_fiveforearth

→しまんと新聞ばっぐインストラクター安田歩
@fiveforearth_newspaperbags

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